STORY

グルテンフリーパンケーキから、
オーガニックベビーフード、
そして、医療系食品d/nが生まれるまで

私は「食事が楽しいひととき」だと思っております。
しかし、その時間が苦痛だったり、制限されている方が多いのも事実です。
以前怪我をして入院した時に食べた食事の時間はとても辛い時間でした。
我慢、我慢、我慢と自分に言い聞かせていました。
その時の経験がd/nを作るきっかけとなっています。
私は、美味しい食事の時間が人を幸せにすると信じています。

2013

大手食品メーカーからの独立。
花道にも思えた瞬間でしたが全くうまくいかず、
必死になれども結果の出ない日々が続きました。
自分を信じようと奮い立たせても、来る日も来る日もお金が減っていくのを
気持ちだけで耐えながら過ごしていました。

自分は何をすべきなのか。誰のために。自分の価値とは。

ありがとうの交換

ある日の出来事が、その後の人生を変えました。
京都駅に向かうバスで荷物を持ってあげたおばあさんから
「本当にありがとうございました」と言われ、
200円の運賃を払うとバスの運転手さんから「ありがとうございます」と言われたのです。

恥ずかしながら当時の私は、交通費さえためらうようになっていました。
すごく当たり前のことのように思えますが、当時の私はお金を稼ぐことばかりに焦っていて、
仕事とは「ありがとうの交換」である事を忘れていたことに気がつきました。

何かが吹っ切れ涙が溢れてきました。
そうか、これだったんだ。

この瞬間から、「ありがとうの交換」を意識して仕事をするようになりました。

そして、アレルギーのある方向けのグルテンフリーのパンケーキミックスやSOY PASTA、
オーガニックベビーフードを立ち上げ、コツコツと進め現在に至ります。

私が力になりたい人

オーガニックベビーフードの商品開発がひと段落した頃にふと思いました。
私が次に力になりたい人は誰か?

「精一杯生きている人」や「生きようと踏ん張っている人」、の力になりたいと思いました。

胃がん・大腸がん切除、糖尿病 妊娠糖尿病、免疫力の低下。
誰のせいでも無いんです。
たまたまその病気と付き合うことになってしまっただけ。

制限のある食事療法は毎日毎食のこと。
食事を支える人も大変です。
塩も砂糖も使わずにしっかりした味をつけるというのは気が遠くなる作業の繰り返しでした。

しかし私は諦めませんでした。
苦しい時代に立ち上げたオーガニックベビーフードの頃のように
燃えるような情熱を注ぎ、あきらめずに、来る日も来る日も試作をしました。
そしてやっと皆様に届けられるようになりました。

制限のある食事を必要としている皆様へ
今日は食べる事を楽しんでください。
食べる人も支える人も笑顔になれる幸せな食事時間をお届けします。

Beans代表 長谷川 真吾