病気を治そうと食べたいものを我慢して、栄養バランスを優先する。わたしは今までそんな方をたくさん見てきました。でも、あなたの心と身体は繋がっています。 あなたの口に入れるその一口が、命をつなぐ一口となるために、楽しむことをやめないでください。美味しいと笑顔になれる食事を楽しんでください。頬をなでる風に命の喜びを感じるように、波の音に海の向こうにある大地を想像するように、あなたはあなたの命に喜びを感じ、明日は何を食べようかなと想像してほしいのです。私たちは、小さな手間を惜しまず、栄養バランスだけではなく、心のこもった美味しさをお届けします。美味しい優しさは、あなたの心にずっとこだまします。あしたも、あなたがごきげんなあなたで、いられるように。

経　歴

娘がお米すら食べられない程の重度食物アレルギーを持って産まれてきたのをきっかけに食と栄養学の関心が高まり、子育てと併用しながら大学を受験、管理栄養士を取得。 卒業後、公的機関の病院（600床）にて約2年半治療食を作成。大量調理の現場を目の当たりにし、美味しく食べることの重要性を今まで以上に強く感じ病院給食への疑心が湧く。その後、いくつかの一般病院を渡り、糖尿病を中心に様々な病態の栄養指導を約５年間経験。食べる栄養指導ではなく、食べさせない栄養指導の現状にもどかしさを感じる。同時に、以前より関心が高かった予防医学の大切さを更に強く感じ、厚労省管轄の特定保健指導の指導員としてメタボリックシンドロームもしくは予備軍の方に食事や運動の指導を３年間行う。